読書生活2008年1,2月号

<2008JAN-Feb>

42冊。

(1)おすすめ
①言語技術の会「実践・言語技術入門」朝日新聞社1990
②古郡廷冶「文章添削トレーニング」ちくま新書1999
③大野晋「日本語練習長」岩波新書1999
④大野晋「日本語練習長」岩波新書1999
⑤野崎昭弘「詭弁論理学」中公新書1976
⑥デカルト「方法序説ほか」中公クラシック2001

(2)まあまあ
①一般
7・木下是雄「理科系の作文技術」中公新書1981
→定番中の定番。「実践・言語技術入門」のベース本でもある。
8・藤沢晃治「「分かりやすい表現」の技術」講談社1999
9・森田良行「日本語質問箱」角川ソフィア文庫2007
10・成川豊彦「改訂版 成川式文章の書き方」PHP研究所1998
11・日本語の常識研究会「知らないと恥ずかしい日本語の常識」2005
→知らんかったことが結構ありました。
12・斉藤美奈子「文章読本さん江」筑摩書房2001
→文章読本全般をこき下ろした話題作。III章は一読の価値有。
13・福田修「SEを極める 仕事に役立つ文章作成術」日経BP2005
→例のセミナーの講師の本です。

②論文・プロ文章
プロ用の技術書として読むと面白い
14・石原千秋「教養としての大学受験国語」ちくま新書2000
15・樋口裕一「ホンモノの文章力」集英社新書 2000
16・野口悠紀雄「「超」文章術」中公新書2002
17・ジェームス・W・ヤング「アイデアのつくり方」TBSブリタニカ1988

③表現系(文芸系)
技術系でも参考になることあり。
18・井上ひさし「私家版「日本語文法」」新潮文庫1984
19・井上ひさし「井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室」新潮文庫2002
20・三島由紀夫「文章読本」中公文庫1973
21・吉行淳之介・選「文章読本」ランダムハウス講談社2007
22・谷崎潤一郎「文章読本」中公文庫1975
→昭和9年の作。文章読本の元祖です。
23・丸谷才一「文章読本」中公文庫1995
24・井上ひさし「文章読本」新潮文庫1987

④勉強法
25・勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術―自分をグーグル化する方法
」ダイヤモンド社2007
26・細谷 功「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」東洋経済新報
社 2007

(4)ひまがあったら
日本語にはまった人。
①「象は鼻が長い」の三上文法
27・金谷武洋「日本語文法の謎を解く」ちくま新書2003
28・山崎紀美子「日本語基礎講座」ちくま新書2003

②日本語研究
マニア向け。
29・大野晋「日本語の教室」岩波新書 2002
30・大野晋「日本語の源流を求めて」岩波新書 2007
31・大野晋「日本語の年輪」新潮文庫 1966
32・大野晋「日本語の水脈」新潮文庫 2002
3334・金田一春彦「日本語」上・下 1988

③そのほか
35・永江朗「<不良>のための文章術」NHKブックス2004
36・中村明「悪文-裏返し文章読本」ちくま学芸文庫2007
37・清水幾太郎「論文の書き方」岩波新書1959
→バカ売れ文章読本の元祖。自伝に近い。

(5)哲学系
論理学、言語学、哲学ですね。
38・白取春彦「この一冊で「哲学」がわかる」三笠書房1996
→悟性とは?
39・プラトン「プラトン対話篇ラケス」講談社学術文庫1997
→解説がわかりやすい。
40・プラトン「ソクラテスの弁明・クリトーン・パイドーン」新潮文庫1968
→死に際のソクラテス。なぜに自信たっぷり。不思議です。
41・S.I.ハヤカワ「思考と行動における言語」岩波書店1985
→意味論の定番入門書。事実とは何か。
42・野矢茂樹「入門!論理学」中公新書2006

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