読書生活2009年4月号
続けて4月号です。
すみません、たいへん遅くなりました。
研究レポートやらセミナー(パネラー)準備やらで、つい。。。
筆が遅いだけだろ!
もちろんその通りです。とほほ。
9冊+コミック紹介。
<読書生活>Amazonリストはこちら
<おすすめ>
①大川周明「回教概論」ちくま学芸文庫2008
復刻本です。
原著は今でもイスラム研究者の必読書だそうです。
特にイスラムの歴史につて詳しく解説しています。
日本は明治時代から回教国(イスラム諸国)を研究していたのですね。
日本人イスラム教徒をメッカに派遣する、なんてこともやったそうです。
そういえば「怪傑ハリマオ」もイスラム教徒でした。
日本のイスラム研究は大東亜戦争中にピークを迎えます。
研究を仕切ったひとりが大川さん。
大川は、西洋諸国のバイアス情報に惑わされず、公明正大にイスラムを見よと語っています。
さすがですね。
②安西徹雄「英文解釈術」ちくま学芸文庫1995
ロングセラーの英文和訳法解説書です。
下手くそな直訳文をいかにして美しい日本語にするか。
豊富な事例を使って分かりやすく説明しています。
英文翻訳術というより日本語作文技術の参考書ですね。
図書館で借りて読んだのですが、あまりに良かったので改めて新品を購入。
超おすすめです。
③伊藤進「「聞く力」を鍛える」講談社現代新書2008
認知科学や認知心理学の知見から「聞く力」に関する部分を抽出した本であす。
④本多勝一「日本語の作文技術」朝日文庫1982
何十万部も売れた本なので読まねばと思っていたのですが、字が多くて読みにくそうなので敬遠していました。それをブックオフの105円コーナーで発見。
読んでみるとさすがベストセラー。役に立ちました。
三上文法を簡単に解説してくれているのもよかったです。
<まあまあ>
①財団法人メンタルケア協会「人の話を「聴く」技術」宝島文庫2009
精神対話士のカウンセリング技術を紹介した本です。
精神対話士は、カウンセラーの一種。ただし精神科医のような治療はいっさい行わない。
ひたすら話を聴く。それで相手を癒すそうです。
②斎藤 孝 「コミュニケーション力」岩波新書2004
浮世風呂の話など相変わらず面白いネタ多し。
③池上彰「日本語の大疑問」講談社プラスアルファ新書2000
「ことばおじさん、日本語がたいへんです」(NHK教育テレビ)に最近登場した話が結構入っています。
この本を参考にしているのかもしれません。
④本多勝一「実戦・日本語の作文技術」朝日文庫1994
主題は前作の「日本語の作文技術」と同じ。
事例の追加という感じですね。
⑤苫米地英人「夢をかなえる洗脳力」アスコム2007
「洗脳テクニック」の紹介。
但しメインは「人生が楽になる考え方」です。
著者は、オウム真理教信者の脱洗脳を支援したことでも有名な人です。
⑥かわぐちかいじ「ジパング」第21巻~第38巻モーニングKC2008
F大佐から続きをお借りしました。
核爆弾は爆発するのかしないのか。
ドストエフスキーなみのスローな進行です。
すみません、たいへん遅くなりました。
研究レポートやらセミナー(パネラー)準備やらで、つい。。。
筆が遅いだけだろ!
もちろんその通りです。とほほ。
9冊+コミック紹介。
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<おすすめ>
①大川周明「回教概論」ちくま学芸文庫2008
復刻本です。
原著は今でもイスラム研究者の必読書だそうです。
特にイスラムの歴史につて詳しく解説しています。
日本は明治時代から回教国(イスラム諸国)を研究していたのですね。
日本人イスラム教徒をメッカに派遣する、なんてこともやったそうです。
そういえば「怪傑ハリマオ」もイスラム教徒でした。
日本のイスラム研究は大東亜戦争中にピークを迎えます。
研究を仕切ったひとりが大川さん。
大川は、西洋諸国のバイアス情報に惑わされず、公明正大にイスラムを見よと語っています。
さすがですね。
②安西徹雄「英文解釈術」ちくま学芸文庫1995
ロングセラーの英文和訳法解説書です。
下手くそな直訳文をいかにして美しい日本語にするか。
豊富な事例を使って分かりやすく説明しています。
英文翻訳術というより日本語作文技術の参考書ですね。
図書館で借りて読んだのですが、あまりに良かったので改めて新品を購入。
超おすすめです。
③伊藤進「「聞く力」を鍛える」講談社現代新書2008
認知科学や認知心理学の知見から「聞く力」に関する部分を抽出した本であす。
④本多勝一「日本語の作文技術」朝日文庫1982
何十万部も売れた本なので読まねばと思っていたのですが、字が多くて読みにくそうなので敬遠していました。それをブックオフの105円コーナーで発見。
読んでみるとさすがベストセラー。役に立ちました。
三上文法を簡単に解説してくれているのもよかったです。
<まあまあ>
①財団法人メンタルケア協会「人の話を「聴く」技術」宝島文庫2009
精神対話士のカウンセリング技術を紹介した本です。
精神対話士は、カウンセラーの一種。ただし精神科医のような治療はいっさい行わない。
ひたすら話を聴く。それで相手を癒すそうです。
②斎藤 孝 「コミュニケーション力」岩波新書2004
浮世風呂の話など相変わらず面白いネタ多し。
③池上彰「日本語の大疑問」講談社プラスアルファ新書2000
「ことばおじさん、日本語がたいへんです」(NHK教育テレビ)に最近登場した話が結構入っています。
この本を参考にしているのかもしれません。
④本多勝一「実戦・日本語の作文技術」朝日文庫1994
主題は前作の「日本語の作文技術」と同じ。
事例の追加という感じですね。
⑤苫米地英人「夢をかなえる洗脳力」アスコム2007
「洗脳テクニック」の紹介。
但しメインは「人生が楽になる考え方」です。
著者は、オウム真理教信者の脱洗脳を支援したことでも有名な人です。
⑥かわぐちかいじ「ジパング」第21巻~第38巻モーニングKC2008
F大佐から続きをお借りしました。
核爆弾は爆発するのかしないのか。
ドストエフスキーなみのスローな進行です。
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