読書生活2009年9月号
9月号です。18冊紹介。
第三コーナ終了で、計137冊+コミック38冊。
超、遅くなりました。すみません。
10月号は来週公開します。
<おすすめ>
①高根正昭「創造の方法学」講談社現代新書1979
なぜか近所の図書館になく、新刊を買おうかどうか迷っていたところ、またしてもブックオフの100円コーナで発見。うれしー。
創造的研究の方法を説いた古典的?名著です。
研究と名のつくことをやる人には、必読の書。
理論的研究と記述的研究の違い、
統計的分析方法の基礎、など。
まったく内容の古さを感じません。
②福澤一吉「論理表現のレッスン」NHK出版2005
論理・根拠・論拠、理論語・観察語、など。
目からウロコが取れました。
とにかく一読の価値あり。
③香西秀信「反論の技術」明治図書1995
論理思考力を鍛える方法として、「反論」を勧めています。
反論するためには、当然のことながら相手の主張の本質的部分を見極めなければならないわけで、その方法も詳しく説明しています。
今まで考えていたことが結構間違いだったことを思い知りました。
実に勉強になります。
④D.A.ノーマン「誰のためのデザイン?」新曜社1990
認知科学をデザインに応用する方法を解説した古典ですね。
さすがに内容に古さは否めませんが、 一度は読んで損のない名著です。
<まあまあ>
①林成之「勝負脳の鍛え方」講談社現代新書2006
スポーツで勝つための脳の鍛え方です。
②森昭雄「ゲーム脳の恐怖」NHK生活新書2002
ゲームをやり続けると頭がパーになる。
脳波測定の結果から実証的に確かめられているそうです。
気をつけましょう。
③多治家礼「ダジャレ練習帳」ハルキブックス2001
ダジャレ・オヤジギャグ満載。
思わず使ってみたくなります。
④外岡秀俊「情報のさばき方」朝日新書2006
新聞記者のノウハウを紹介しています。
⑤HRインスティチュート「ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ」PHP文庫2008
ロジックツリーなどの定番の方法をコンパクトにまとめて紹介しています。
ハンドブックとして使うのに重宝。
⑥アラン&バーバラ・ピーズ「話を聞かない男、地図が読めない女」主婦の友社2002
脳の構造が男と女では違う!
だからこんなに話がかみ合わないのですよ。
⑦福澤一吉「議論のレッスン」NHK2005
おすすめで紹介している「論理表現のレッスン」の口頭議論版です。
こちらもたいへん参考になりました。
⑧ジーン・ゼラズニー「マッキンゼー流・図解の技術」東洋経済新聞社2004
著者はマッキンゼー出身、ロジカルシンキングを流行らせた伝説のコンサルタントです。
PCの使い方などについての内容は若干古臭さを感じるものの、表や図のタイトルをどうすべきかなど、本質的な部分はたいへん参考になりました。
⑨赤瀬川源平「千利休 無言の前衛」岩波新書1990
「私が死ぬと茶が廃れる」
そう語った千利休の心は?
その答えが前衛という言葉に結びつきます。
茶道や茶碗にたいへん興味がわきました。
⑩山本有三「路傍の石」新潮文庫1950
「漢字と日本人」研究の絡みで、読んでみました。
山本有三は漢字制限論者だったため、この作品も漢字が少ないです。
作品形態としては一種のプロレタリア文学ですね。
国からの圧力で連載中断、結局、未完のままになっている作品です。
⑪樺島忠夫「文章構成法」講談社現代新書1980
古い本ですが、結構いいこと書いてあったのでビックリしました。
⑫福田和也「悪の対話術」講談社現代新書2000
いったいなんの本かいな、と思うようなタイトルですが、対話のプロデュースを勧めた本です。要するに、ボーっと会話しちゃいかんよ、と。
⑬香西秀信「議論術速成術」ちくま新書2000
おすすめで紹介している「反論の技術」の続編といった内容です。
論者の論法から論者の思想を見極める方法などを解説しています。
⑭畑村洋太郎「畑村式「わかる」技術」講談社現代新書2005
創造力とは何か、など。
第三コーナ終了で、計137冊+コミック38冊。
超、遅くなりました。すみません。
10月号は来週公開します。
<おすすめ>
①高根正昭「創造の方法学」講談社現代新書1979
なぜか近所の図書館になく、新刊を買おうかどうか迷っていたところ、またしてもブックオフの100円コーナで発見。うれしー。
創造的研究の方法を説いた古典的?名著です。
研究と名のつくことをやる人には、必読の書。
理論的研究と記述的研究の違い、
統計的分析方法の基礎、など。
まったく内容の古さを感じません。
②福澤一吉「論理表現のレッスン」NHK出版2005
論理・根拠・論拠、理論語・観察語、など。
目からウロコが取れました。
とにかく一読の価値あり。
③香西秀信「反論の技術」明治図書1995
論理思考力を鍛える方法として、「反論」を勧めています。
反論するためには、当然のことながら相手の主張の本質的部分を見極めなければならないわけで、その方法も詳しく説明しています。
今まで考えていたことが結構間違いだったことを思い知りました。
実に勉強になります。
④D.A.ノーマン「誰のためのデザイン?」新曜社1990
認知科学をデザインに応用する方法を解説した古典ですね。
さすがに内容に古さは否めませんが、 一度は読んで損のない名著です。
<まあまあ>
①林成之「勝負脳の鍛え方」講談社現代新書2006
スポーツで勝つための脳の鍛え方です。
②森昭雄「ゲーム脳の恐怖」NHK生活新書2002
ゲームをやり続けると頭がパーになる。
脳波測定の結果から実証的に確かめられているそうです。
気をつけましょう。
③多治家礼「ダジャレ練習帳」ハルキブックス2001
ダジャレ・オヤジギャグ満載。
思わず使ってみたくなります。
④外岡秀俊「情報のさばき方」朝日新書2006
新聞記者のノウハウを紹介しています。
⑤HRインスティチュート「ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ」PHP文庫2008
ロジックツリーなどの定番の方法をコンパクトにまとめて紹介しています。
ハンドブックとして使うのに重宝。
⑥アラン&バーバラ・ピーズ「話を聞かない男、地図が読めない女」主婦の友社2002
脳の構造が男と女では違う!
だからこんなに話がかみ合わないのですよ。
⑦福澤一吉「議論のレッスン」NHK2005
おすすめで紹介している「論理表現のレッスン」の口頭議論版です。
こちらもたいへん参考になりました。
⑧ジーン・ゼラズニー「マッキンゼー流・図解の技術」東洋経済新聞社2004
著者はマッキンゼー出身、ロジカルシンキングを流行らせた伝説のコンサルタントです。
PCの使い方などについての内容は若干古臭さを感じるものの、表や図のタイトルをどうすべきかなど、本質的な部分はたいへん参考になりました。
⑨赤瀬川源平「千利休 無言の前衛」岩波新書1990
「私が死ぬと茶が廃れる」
そう語った千利休の心は?
その答えが前衛という言葉に結びつきます。
茶道や茶碗にたいへん興味がわきました。
⑩山本有三「路傍の石」新潮文庫1950
「漢字と日本人」研究の絡みで、読んでみました。
山本有三は漢字制限論者だったため、この作品も漢字が少ないです。
作品形態としては一種のプロレタリア文学ですね。
国からの圧力で連載中断、結局、未完のままになっている作品です。
⑪樺島忠夫「文章構成法」講談社現代新書1980
古い本ですが、結構いいこと書いてあったのでビックリしました。
⑫福田和也「悪の対話術」講談社現代新書2000
いったいなんの本かいな、と思うようなタイトルですが、対話のプロデュースを勧めた本です。要するに、ボーっと会話しちゃいかんよ、と。
⑬香西秀信「議論術速成術」ちくま新書2000
おすすめで紹介している「反論の技術」の続編といった内容です。
論者の論法から論者の思想を見極める方法などを解説しています。
⑭畑村洋太郎「畑村式「わかる」技術」講談社現代新書2005
創造力とは何か、など。
コメント