シルク・ドゥ・ソレイユ

シルク・ドゥ・ソレイユを初鑑賞。

約30分前に会場入り。
開演前なのに中は結構暗い。

とりあえず席を探す。相変わらずの方向音痴でウロウロしてしまう。カミサンがいたらまた馬鹿にされたところである。

あった! Jブロック18列。

ワイドビュークラスなので、あまり期待してなかったが、意外と良い席だった。
ほぼ真ん中だし、舞台全体を見渡せる、文字通りのワイドビュー。



舞台は球体な感じ。目玉の内側を覗いているようなイメージである。

ひとしきりあっちこっち見回したが、まだ結構時間がある。

いったん席を離れて、ショップとか売店を偵察しに行くことに。
特に欲しいものもなく、座って待ってる場所もないので5分ほどで席に戻る。

まだ時間があるなあ。仕方ない。
暗くて読みにくそうだが、カバンから本を出す。
イ・ヨンスクの「国語という思想」。いかにも場違い。

しかし読み始めると没頭してしまった、

と、前の方から何やら妙な音が聞こえてくる。
見ると、海賊風のピエロが客席をうろうろしているではないか。紅白柄の大きなメガホンをもっている。

あわてて「国語という思想」をかたづける。

ピエロはお客にイタズラしてまわっている。
観客は盛り上がる。
なかなかシャレた枕である。

さあ、いよいよピエロが舞台に上がる。弟分のピエロも登場。
二人が滑稽なやりとりを始める。
しゃべっているのはフランス語かな?

布団大の「魔法の本」が登場。
なんだかんだとあった後、ピエロたちはその本の中にダイブ! 
本の下は、舞台に穴があいているようである。

そして、ピエロが迷い込んだ魔法の世界(本の中)を描くという趣向で舞台がはじまる。

綱渡りや空中ブランコなどの定番も単なる曲芸ではなくて、ダンスやバレエのようである。とにかくキレイ。最初に登場した人魚みたいな人たちが空中くるくる回る、というの見ただけでもう圧倒されてしまった。だって本当に水中を泳いでいるみたいだし。

グランドものもすばらしい。
新体操みたいにヒモをくるくる回しながら、ジャンプだのバクテンだのやってみたり。
先っぽに火のついたスティックを4人がかりでジャグリングしてみたり。
はたまた男女二人組みが、超スローモーションでさまざまな動きを見せるやつとか。

美しい衣装に、ユニークな舞台装置、そして生バンド。
これはサーカスというよりミュージカルに近い。
昔見た「木下大サーカス」とはまったく違う。

とにかく素晴らしかった。元気もらいました。
また見に行きたいと思います。

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