高田明和「一日10分の座禅入門」角川Oneテーマ文庫2008

著者は慶応医学部卒で浜松医科大で教授を務められたお医者さんです。
そのため僧侶や宗教家が書いたこの手の本と比べるとものすごく分かりやすいです。
道元の「普勧坐禅儀」の概説から始まって、坐禅の仕方全般、さらに「内観の法」や「軟蘇の法」
についても詳しく解説されています。特に「念を継がない」という概念については、あらためてよくわかりました。
坐禅というのは結局ポジティブシンキングの手法です。
興味ある方にはおすすめです。

コメント

人気の投稿