読書生活2009年2月号

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<おすすめ>
①遥かなるケンブリッジ-一数学者のイギリス「藤原正彦」新潮文庫1994
藤原先生イギリス修行中のエピソード集。
海外赴任の予定がある人にはお勧め。

②プラグマティズム「W.ジェイムス」岩波文庫1957
アメリカ人の考え方といえばプラグマティズムである。
基本的にはイギリスの経験主義を強化したもの。

<まあまあ>
①ジパング第7巻~第20巻「かわぐちかいじ」モーニングKC2002
F大佐所蔵品をお借りしました。
読み応えあり。

②春秋左氏伝(下)岩波文庫1989
ようやく3巻読了。しんどかった。

③葉隠I「山本常朝」中公クラシック2006
武士道とは死ぬことと見つけたり、で有名な書。
このキャッチフレーズだけ見ると、たいへん硬派な本に見えるが、
その実は当節の「ビジネス書」と非常に近い内容である。
付箋の貼り方、なんていう「なんで?」と思える意外な教えも収録。

④葉隠Ⅱ「山本常朝」中公クラシック2006
後半は鍋島藩のエピソード中心の内容だが、
「飲酒を断る方法」「議論に勝つ方法」など実用的?な話もあり。

⑤ロミオとジュリエット「シェークスピア」新潮文庫2000
言わずと知れたシェークスピアのデビュー作。
当時の舞台風景などを詳述した解説は読みごたえあり。

⑥プロフェッショナル原論「波頭亮」ちくま新書2006
プロとプロフェッショナルは違うそうである。

⑦川島隆太教授の脳を鍛える携帯版大人のドリル「川島 隆太」くもん出版2004
古文や漢文を読みのが脳によいそうである。

⑧話すための英文法「井上一馬」小学館文庫2005
こじつけでは?と思えるところもあるが、役に立つ内容多し。
但し初級用。

絵本と童話のユング心理学「山中 康裕」朝日カルチャーブックス1986
絵本や童話をユング心理学的に読解するという趣向である。
三年ねたろう→なまけと独創性の関係
アモーレとプシケー→嫁姑の確執
など。

⑩わかりやすい「古事記」入門「佐藤 寿哉」1990
かなり思い切った解釈を提示している。
絶版なのが残念。

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