即非の論理

みなさんアインシュタインご存知ですね?
某社の名前にも使われている、
 E=MxCの二乗
という公式を発見した科学者です。

私は東洋思想が西洋思想より、
少なくとも2000年は進んでいると思っていますが、
それを人に説明するとき、いつもアインシュタインを持ち出します。

上の公式は、質量がエネルギーに変換されることを表している。
これは逆にいうと、エネルギーが質量に変換されるということですね。
つまり、何も無い真空中に「高エネルギー」を放射すれば、
そこから「質量が生まれる」という理論です。

これを聞いた西洋人はたまげました。そしてしばらく信じなかった。
無から有を生じる? そんなアホなと。
彼らは有と無を別物と考えていたからです。

この現象、現在では、毎日、
世界中の実験室(加速器)で「あたりまえ」に
観測されています。

この理論、何かと同じですね。

仏教の根本思想「色即是空 空即是色」です。
有は即ち無であり、無は即ち有である。
これは「即非の論理」といわれるものです。

われわれの祖先は、「E=MxCの二乗」なんて
とっくの昔に悟っていたのである、どうじゃ参ったか。
と言いたい。

戦前の日本の原子物理や理論物理は世界最高レベルでした。
そのため実はアメリカも、最初に原爆開発するのは日本かも?
とかなり恐れていたという話があります。

多少こじつけかもしれませんが、
日本の理論物理学者が優秀だった背景にも、
禅や仏教の教養があったと思います。

PMBOKも結構ですが、無門漢勉強したほうが役に立つ?
いかがでしょう?

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