物語構造②

「内容も悪くない」「話し方もうまい」
なのに、なぜか眠くなる。
そんなスピーチがありますね。

なぜ眠くなるのか。
それは結局、話の内容に興味がないからでしょうね。

残念ながら我々SEが話すことには、
一般のみなさんにとって興味がないことも多いです。

まあ睡眠学習でもいいか。
とは言えませんね。

では興味というのは、どういう時に湧くのか。
それは、「問い」に触れられた時だろうと思います。

物語(ストーリー)とは「問い」と「答え」が連鎖したもの。
だから物語構造を取り入れることで、
「眠らせないスピーチ」を実現できるかもしれません。


定番の日本民話「桃太郎」で見てましょう。

①問題の発生(問題提起)
鬼(盗賊?)が頻繁に出没。村人は大迷惑。

②問題解決の糸口提示
桃から子供が誕生。超能力者だろうか。

③問題解決への道-1
桃太郎発進! 
鬼問題を解決すべく出発。

④問題解決への道ー2
途中で手下(ツールまたはリソース)をゲット。
犬、サル、雉。

⑤問題解決
鬼退治成る。
財宝(利益とかメリット)を強奪。

⑥結果報告
勇躍、村に帰還。
じいさん、ばあさんの面倒みながら暮らす。


どうでしょう。
桃太郎がSEに見えてきませんか?

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