読書生活2011年10月号

またまたつづけて10月号です。

<2011年10月号>

■JISA「要求工学知識体系(REBOK)」近代科学社2011。セミナ行ったU田さんから借。Rイーボック。BABOKやSWEBOKの要求関連をまとめたて感じ。新しさはないけどコンパクトなので気に入りました。TOGAFとも一部重なります。体系だから、すぐ役立つもんじゃないけどね。
2011年10月3日

■浦出善文「英語屋さんの虎ノ巻」集英社新書2001。著者は、ソニー創業者「井深大」の専属英語屋を務められた人。洋書輪講会をはじめたので参考のためにと。語学練習の方法て、どの達人のも結局同じですな。とにかく覚えるてこと。オーラルは、発音より抑揚と強勢。まったく同感。
2011年10月21日

■森博嗣「科学的とはどういう意味か」幻冬舎新書2011。建築博士で理系小説家。印税が結構入って悠々自適とか。再現可能性に焦点をしぼった話。文系の人が理系を「あいつらの言うことは回りくどい」「結論からいってくれ」と非難するのはコンプレックスの裏返し、てのはまったく同感。
2011年10月21日

■浅見ベートーベン「いますぐ使える実践ビジネス英語」講談社現代新書1999。この先生が20年ぐらい前に出された「IBMの英語」て本は、ものすごく参考になった。今もバイブル。古本屋で著作見つけたので購入。日本人のcommon mistake など非常に勉強になりました。
2011年10月22日

■石黒マリーローズ「「聖書」名表現の常識」講談社現代新書2001。聖書にまつわる表現、西洋人の言語には本当多い。だから聖書のストーリや登場人物をある程度知らんと、何言うてるか分からんことに。そういう意味で、聖書の内容を教えないのは、日本の教育の欠陥の一つと思う。
2011年10月24日

■石黒マリーローズ「キリスト教英語の常識」講談社現代新書1997。こっちは英語が直接出てる。辞書的に使うのに便利。用例がもすこし充実してるとさらに使いやすいのですが。聖書のストーリーに関しては、阿刀田隆とか読んだ方が、流れが分かってよいかと。
2011年10月24日

■伊藤進「創造力をみがくヒント」講談社現代新書1998。創造力の源は、やる気・資源(知識等)・スキル。古い本だが意外と勉強になった。やる気を出してる者に、金などの外的報奨を与えると、やる気を萎えさせるて。忘れてた。さういへばデマルコの"People Ware"にも書いてありました。
2011年10月24日

■米原万里「愛の法則」集英社新書2007。ロシア語通訳でエッセイストの米原先生。卵巣ガンで亡くなる直前のエッセイ集。西洋社会特にアメリカの国際化とは、自分のルールを世界に押し付けること。日本では最強国のルールを真似るのがなぜか国際化。グロバルとか言ってるベンダさん是非読んでほしい。
2011年10月30日

■E.H.カー「歴史とは何か」訳・清水幾太郎、岩波新書1962。政治学系?歴史学のスタンダード。歴史研究会も佳境なので、いちおう読む。歴史の教訓を活かすには、主観的解釈が不可欠だぜ、てな(当然の)話のよだが、もひとつ?。少なくともニーチェやフーコーとは違うよですが。別途再読予定。
2011年10月31日

コメント

人気の投稿