読書生活2012年正月版(書きかけ)

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年も結構悲惨な年でしたが、ことしこそよい年でありますように!
みなさんのご健康とご多幸をお祈りしております。


FaceBookやtwitterはお手軽でいいのですが、いかんせん自分の書いたコメントを自由に検索できぬという一大欠点があります。
メモ帳代わりに使えぬてことですからね。非常に困る。
なんとかしてくれるといいのですけど。

とりあえず、1月1日と2日に読んだ分です。


<2012年1月号>
■ピート・ジョンソン「両親をしつけよう」文研出版2006。息子が小学生だったとき読書感想文課題図書で買わされたもの。古本屋にと思って、ちら読みしだしたら面白くて最後まで読んでしまう。子供を進学校に入れたとたん、うざくなった両親。その両親をしつけ(改心)ようとする子供。て構図の話。
2012年1月1日

■藤原正彦「数学者の言葉では」新潮文庫1984。藤原先生初期のエッセイ。面白い。数学者に不可欠なセンス。洞察型センス(結果をずばっと予想する力)、触覚型センス(正しい道を探り当てる力)、情操型センス(美しさを感じる力)。この三つ、システム屋にはもちろん、他の仕事にもあてはまるかと。
2012年1月1日

■前田卓雄「ビジネスの基本を知ってるSEは必ず成功する」技評SE新書2008。会計とかマーケティング系の話が中心か、と思いきや。SEの心構えみたいなのを広範に説いた本でした。お客が要求出してくれんの待ってるよなSEは早晩干上がるぜ、てな話はまったく同感。もっと創造力が必要なのです。
2012年1月1日

■藤沢晃治「「分かりやすい文章」の技術」講談社ブルーバックス2004。久々に文章入門本。理路整然とした文章より多少抜けたバカっぽい文章を好む相手もいる、ていう指摘はするどい。万人受けする完璧な文章規範てのはないのです。読者に合わせて書く。それしかないのですよ。
2012年1月2日

■大久保治男「江戸の刑罰 拷問大全」講談社+α文庫2008。正月から物騒ですが。時代小説好きなのでこういうの見つけるとつい買っちまう。殺人・放火から抜け荷や宗教弾圧まで、犯罪と処罰の内容を各種記載。鼠小僧は義賊じゃなかったとか。国定忠治てのも極悪人だったとか。なかなか面白かった。
2012年1月2日

■柴田芳樹「ソフトウエア開発の名著を読む」技評SE新書2006。人月の神話、People ware、ソフトウェア職人気質、など合計8冊紹介。不勉強で、2冊しか読んだことないす。少なくとも「達人プログラマー」は今度読もかと。Broken window theoryには思わず膝を打つ。
2012年1月2日

■桜井章一「手離す技術」講談社+α新書2010。伝説の雀鬼、桜井さんの3冊目。シリーズ累計30万部超とのこと。手に入れたものを強く握りしめ手離そうとしないことが、人間を苦しめ窮地に追い込む。手離すことは終わりではなく始まりである、て話。まったく同感。しびれますな。
2012年1月2日

■田宮俊作「田宮模型の仕事」文春文庫2000。売れた本です。ゼロから、世界一の模型メーカーに成長した田宮。昔、私もよく作りました。田宮の歴史は悪戦苦闘の連続だけど、とても楽しそうに見える。今、我々に足りないこと。効率化とかアメリカ標準じゃあなく、やっぱ楽しさだよね、と改めて思う。
2012年1月3日

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