新井イッセー「週末ライターで稼ぐ」雷鳥社2004
著者は、新聞記者を辞めて、編集会社経営社兼フリーライターになったという人で、その体験談を踏まえた、週末ライター(本業との兼業ライター)になるためのハウツーを語る、という体の本です。
若干古いので、現在の状況と合わないところもある気がしますが、原稿料の交渉は、はじめにきっちりやっとけとか、情報収集の基本は新聞や雑誌をしっかり読むことなど、なかなか実戦的なアドバイスがありました。
■三無い主義を貫け
仕事がコンスタントに来るようにするには信頼の構築が大事。
そのために一番大事なことは結局、仕事を「断らない」「遅れない」「文句をいわない」を貫けという話ですね。
会社には、これと真逆の人も結構いますが、サラリーマンってのはそんだけ楽な商売ということなんですかね。
■売れる企画の基本の3T
タイミング(時期)、タイトル(題名)、ターゲット(読者)の三つです。
タイミングは、ハイプサイクルでいうところの黎明期と流行期の間あたりで、ということで、たしかにそういき記事は多いですもんね。
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