監修・白倉敬彦「今、浮世絵が面白い!6歌川国芳」Gakken Mook2013

最近、浮世絵にはまっていて、画集を物色しています。

こちらはGakkenから6巻組で発行されたMook本のひとつ。

定価648円(税抜き)てのは、非常に良心的な価格ですが、それがなんと八重洲ブックセンターのアウトレットコーナーに出ていて300円になってました。速攻で購入。
他の5巻も買おうと、うちに帰ってから調べたところ、新品はおろか中古品もほとんど出回っておらず、この本も中古品の方が値段が高くなっていました(1296円)。
これからは見つけたら即買いしようと思います。

歌川国芳は幕末に活躍した絵師のひとり。
世にでるは遅かったものの、たくさんの作品を残し、また数多くの弟子を育てたことでも有名。弟子たちは明治時代初期に活躍しました。「通俗水滸伝豪傑百八人」シリーズでは、刺青の入った人物を描き、これが刺青ブーツの火付け役になったともいわれています。
あと無類の猫好きとしても有名。自宅には多数の猫を飼ってとにかく猫臭いので、それに耐えられなければ弟子になれなかったと言われています。

怪童丸(坂田金時がモチーフ)や、巨大骸骨が登場する相馬の古内裏などのSFチックな絵がよく出てきます。

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