外山滋比古「文章を書くヒント」PHP文庫1997

1980年代に新聞で連載されたショートエッセイをまとめたもの。
含蓄のあることばが並んでいます。勉強になりました。残念ながら絶版しているようです。
気に入ったところ、いくつかご紹介します。

◆前置きの長い話は嫌われる
「話はまん中から始めよ」ローマの文人ホラティウス

◆古くからことばを使え
大工さんは生木で家を建てることはしない。。。たしかに。
はやり言葉をふんだんに使ったような文章って、陳腐化が激しいのですよね。
三島由紀夫あたりの論文には外来語(カタカナ語)が大量に使ってあったりして、いま読むと、結構こっぱかずかしい感じになっているのがあります。

◆料理をつくるように書く
これは他のところでも書いておられて、大学入試の問題でも使われていたりします。

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